長らくご愛顧頂いてまいりました、「パンプストリートベーカリーチョコレート」。
この度、本国でのパッケージ刷新とともに日本でのブランド名を「パンプストリートチョコレート」に変更させていただきます。
新しいパッケージ、チョコレートのモールディング、ブランド名も変わらずご愛顧いただきますようよろしくお願い申し上げます。
この美しいピンク色はサフォークピンクと呼ばれる、パンプストリートベーカリーのカフェがあるサフォーク州のイメージカラーでもあり、パンプストリートベーカリーカフェの外観の色です。
さて、少しトモエサヴールとパンプストリートの歴史や、名前の変化の背景などをお話させてください。
私(札谷)がパンプストリートベーカリーに1通のメールを送ったのは、ちょうど9年前の2014年の11月3日でした。すでに輸入をし始めていたアケッソンズはチョコレートメーカーでもあり、マダガスカルのカカオ豆生産者でもありました。そのカカオを使ったブランドをアケッソンズが紹介していて、その中でまるで一目ぼれのように電撃が走ったパッケージ。
それがパンプストリートベーカリーのパッケージでした。
今考えると信じられないことですが、11月3日に最初のメールをCEOのクリスブレナンさんに送り、そして11月6日にはもう、イギリスに飛び、そして突撃訪問、そのまま輸入を決めて、その翌年(つまり2か月もない)の阪急うめだ本店のバレンタインフェアに商品を並べたのです。今考えるとなんて無謀で、なんて危ういことだったんでしょう。輸入コストもわからず、決めた値段は適当!これくらいなんじゃないかな、もし赤字だったら自分の責任だから仕方ない、そんな感じでスタートしたのでした。
それでも紹介したいと思った本当に美味しくユニークなチョコレートだと思ったからです。
その当時、パン屋さんの作ったチョコ、自家製パン粉の入ったチョコレートは話題になりました。
ブランド名は「パンプストリートベーカリー」と日本では販売をスタートしていました。
パン屋さんのチョコとして長らく愛されてきました。サクサクとした香ばしいパン粉と海塩の味が絶妙で、トモエサヴールでも最もリピーターの多いチョコレートといって過言ではないでしょう。
日本での大人気と同じく本国でも大人気。たちまちチョコレート部門は大きくなりました。
チョコレートとパンの工場がカフェから数分の旧牛舎の場所を改装して作られた工房でつくられるようになりました。
現地では、このパッケージを見て、ベーカリーという名前なのにチョコレートが入っているということで、紛らわしいということが言われるようになっていました。そこでこのクラフト感あふれるパッケージから少しすべすべした素材のパッケージで名前もBAKERYが抜けて、Pump Street Chocolate のパッケージになり、現地でも会社を別会社にされ、チョコレート部門が独立しました。そしてさらに新しい工場に移転し、さらなる進化を続けています。
日本ではパン屋さんのチョコとして「パンプストリートベーカリー」の名前で親しんでもらい始めた矢先、、、ということだったので「パンプストリートベーカリーチョコレート」と、ベーカリーを残したブランド名で呼ぶようにしていました。
ですが、ここで、本国と同じように、「パンプストリートチョコレート」と日本でも呼ぶことにしようと思います。
ラッピングをあけると、にっこりしてしまう、あのオーフォードの小さな村の中心にあるかわいいサフォークピンクのベーカリーのイラスト。だれもが集う、こころ満たされる場所が。
パンプストリートのロゴの下には小さくこう書かれています。
BAKERS & CHOCOLATE MAKERS
パンプストリートという名のベイカーそして、チョコレートメーカーです、と。
これからも進化を続けるパンプストリートチョコレートをどうぞよろしくお願いいたします。
※現在旧パッケージも引き続き販売中です。この秋に輸入したばかりのチョコレートです。無くなり次第終了となるこのパッケージもどうぞ引き続きお楽しみください。
※新パッケージの販売スタートは、12月1日~の発売予定。(輸入状況により遅延する場合がございます。)