フランス・パリの小さな工房でベネズエラ人夫婦のアンドレさんとサブリナさんが丁寧に作り上げるビーントゥーバーチョコレートブランド「アラショコラ」より待望の新作チョコレートのご紹介です!
◆ディオニ86%
一度紹介したことのあるディオ二ですが、前回はカカオ70%でした。今回はハイカカオラヴァーも喜ぶ86%!最近80%台が少なかったのでうれしいですね。
こちらはペルー・ワヌコ県のカカオですが、基本的にアラショコラで使われているカカオはアラショコラ専用に選別されたカカオを使用しています。
まず最初のアタックに来るのはベリー系のキュンとくる酸味です。そこにくるみなどのナッツの風味、ほんの少しスパイシーな感じ、キャラメルもいるし、素敵なお花もいる。カカオそのものの風味の複雑性がプリズムのように違う面がでてくる印象を受けます。ハイカカオなので砂糖の甘みはないのですがカカオの風味の豊かさにそんなことが全く気にならず苦いとは全く思わずに食べられるのではないでしょうか。これもまた唸ってしまう風味です。
https://tomoesaveur.thebase.in/items/60695578
◆オーギュスト75%
今回初めて紹介するタブレットになります。ペルー・ワヌコ県のカカオを使用したタブレットですが、同じワヌコでもディオニとは風味の印象が全く異なる印象があります。
酸味が穏やかで、わずかにスモーキーな印象もあり、マッシュルーム系の味わいも感じます。そんなベースがある中、ふいにジャングルの中に咲く花のような妖艶な花の香りがします。
そしてその花の蜜のような風味。一筋縄ではいかない味わいなので何度も食べて、ん?んんん?となりながらも魅了されてゆく、、そんなチョコレートではないかと思います。
https://tomoesaveur.thebase.in/items/60695482
◆アラヤン75%
今回初めて紹介するチョコレートです。コロンビア・アンティオキア県のカカオを使用しているチョコレートということで、アラショコラのチョコレートをいろいろ召し上がっている方にはまた全然違うタイプのフレーバーを感じられるチョコレートで楽しめるのではないかと思います。
色でいうとダークパープルをイメージするような風味。ベースにはナッティーでクリーミーな乳感も感じる風味なのですが、ブルーベリージャムを乗せたタルトのような風味です。タルト生地にはアーモンドプードル入ってるなぁ、、というような感じ。75%ですが甘く感じます。
そしてアフターテイストには舌の上に心地よく残るタニックな渋みもあり甘ったるいだけで終わらない良さがあります。余韻にいつまでも風味が鼻腔の奥に残るので、そこも何か他の飲料を飲んだりしないでしばらくは放置して余韻が消えゆくまで楽しんでいただけたら最高です。
https://tomoesaveur.thebase.in/items/60695538
そして、前回の入荷で大変好評をいただきすぐに売り切れとなった「ポルチェラーナ70%」も入荷いたしました!アラショコラファンの方、必見です!
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◆ポルチェラーナ70%
アラショコラといえば世界中のチョコレートファンを熱くさせるのが彼らの作るポルチェラーナこのタブレットチョコレートといって過言ではないでしょう。ところが、彼らは間にブローカーなどを挟まずダイレクトトレードをモットーにしているためなかなか入手困難で作ることができる量も限られており、ここ数年はずっとないといわれ続けていた、、、そんなチョコレートです。昨年2021年の夏に一度数十枚のポルチェラーナを作ってくれたのですが、今回もまた、数十枚だけどポルチェラーナを作ることができそう、、と連絡をもらいました。
世界中のどこのファンよりも日本のチョコレートファンの熱量を知ってくれている彼らです。
まっさきに優先販売してくれたということです。
風味ですが、ポルチェラーナらしく明るい赤茶色の色調。そしてポルチェラーナが持つ特有のナッティーフレーバーが口中に広がります。あぁーこれこれ!このChocolaty(チョコレーティー) な味わい!と笑みがこぼれます。チョコレートケーキに乗っているチョコレートクリームをぎゅぎゅっと濃厚にしたような風味。この風味の厚みを支えているのは実は酸味がないようでほんのりと酸味もあります。この酸味がフランボワーズキャラメルなどのフルーツキャラメルを食べたときのような味わいで、心地よいです。
しみじみとカカオのおいしさを楽しむチョコレートです。
https://tomoesaveur.thebase.in/items/60695434
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