2016年にベルギーのブリュッセル郊外で、ジュリア・ミケロヴァとビョーン・ベッカー夫妻によって設立された、ビーントゥバーチョコレートメーカー。名前の由来は、ミケロヴァ=マイク、ベッカー=ベッキーのニックネームから。

real. honest. chocolate と、テーマに書いている通り、オープンで透明性のある姿勢をもって、チョコレートづくりを行っています。カカオを単なる材料ではなく、その土地の風土や、生産者との深い繋がりから生まれる大切な物語だと考えています。そのため、児童労働のない、環境に配慮したカカオ農園とパートナーシップを結び、生産者の多大な努力と高品質なカカオに、適正な報酬を支払っています。
工房では、有機栽培のカカオ豆、ビートシュガー、カカオバターという、厳選されたシンプルな材料だけを使い、すべての工程を一貫して自社で行っています。
カカオ本来の個性を最大限に引き出すBean to Bar製法こそが、彼らが目指す「チョコレートの未来」なのです。
マイク&ベッキーの工房にて
【インタビュー】
Q:どのようなブランドですか?
名前の由来は、Julia ‘Mike’ Mikerova と Björn ‘Becky’ Becker の2人の名前を呼びやすいニックネームにして名付けました。(マイクが男性と思う方が多いと思うのですが、ジュリアの苗字です。) Mike & Becky のチョコレート作りの旅は、「チョコレートが持つ人を幸せにする魔法の力」と「カカオとその起源への好奇心」から始まりました。
私たちがつくるのは単なる製品ではなく、体験です。情熱の中心にあるのは「オープンで透明性のある姿勢」。特別なシングルオリジンカカオを調達し、生産者のことを語り、最小限で高品質な素材だけを使っています。
私たちのチョコレートの特別さは「正直さ」にあります。素材を絞ることで、カカオ豆本来の鮮やかな風味がそのまま引き立ちます。それは産地の味わいであり、農家の技術への敬意であり、本物のチョコレートの祝福なのです。
Q:看板商品、または最も象徴的な商品について教えてください。
ひとつだけを選ぶのはとても難しいのですが、私たちが「Special」と呼ぶシリーズがあります。それは、ダークブルーのパッケージで、チョコレートに関する既成概念に挑戦するために開発されたチョコレートです。

「チョコレートはなめらかでなければならない」「甘党のためのお菓子だ」「砂糖不使用は美味しくない」など、そうした固定観念を覆したいと考えました。レシピ、カカオの産地、製造工程に工夫を凝らし、消費者の好奇心をくすぐるチョコレートを生み出しています。
Q:日本のお客様へのメッセージをどうぞ。
Mike & Becky は「シンプルで本物の喜びのひととき」を分かち合いたいという想いから生まれました。私たちのチョコレートは単なるお菓子ではなく、心を落ち着け、職人技を味わい、カカオの本質とつながるためのひとつの招待状だと考えています。
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