①チョコレート品質のスタンダードを提供する機能として

こんにちは。トモエサヴール代表のさつたにかなこです。
昨日minimal bean to bar の代表山下さんが開催されていたインスタグラムのライブを拝見していました。
丸山珈琲の代表との対談をライブで行うもので、カップオブエクセレンスのようにカカオの品質を品評する
機能はないのか、という話が出てきました。とっても良い話題だと思いました。

これは、私もBean to Barという小規模生産で、カカオ豆の加工から手掛けるチョコレートが沢山でてきたころ、
同じことを思いました。

それで、私の思っていることを書いていきたいと思います。時系列に話をしていくととんでもなく長くなりそうです。
ちょっとづつ書いていきますね。

私が日本にbean to bar を輸入し紹介するようになったのは2013年です。それまでは、他の企業の輸入商社さんに
アドバイザーとしてかかわらせていただいたり、そのもっと前は、販売員としてチョコレートの販売をしていました
がそのどちらもBean to Bar ではありませんでした。
販売員をしていたころシングルオリジン、と呼ばれる単一の国のカカオを使ったチョコレートというだけでも革新的という
扱いだったのですが、そのチョコレートの先のカカオを勉強しようと思ったときに、驚くほど情報がありませんでした。

唯一日本語でカカオ産地の情報が読めたのは、当時前職を離職され、カカオの旅に出ていたカカオハンターズ小方真弓さんが
富澤商店さんのホームページ内で書かれていた可可見聞録じゃないかと思います。

そこから時を経てお会いしたのが小方さんが、チョコレートブランドとしてのカカオハンターズのチョコを発表される、という
ことが決まっていた2013年。
試食サンプルとしてアルミホイルに包まれたチョコレートの小片は、今まで食べてきたチョコレートとは全く異なる味わい
があって、衝撃を受けました。私はそのチョコレートと小方さんのカカオをもって欧州のショコラティエたちとたくさん話を
することになりました。

「チョコレートって何なんだ!」

と思いました。
私たちが、「チョコレート」と呼んでいるものは、子供のころから慣れ親しんできた、大手メーカーのチョコレートだと思いま
すが、おそらく、同じ単語を使っている、別の食べものと出会ったのだと思います。
ただ、この同じ単語を使っているが故に、わかりづらくしているBean to Bar というものがあると思います。

次のブログに続きます。

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