インターナショナルチョコレートアワードアメリカアジア太平洋大会の審査に来ています。

インターナショナルチョコレートアワードアメリカアジア太平洋大会2017が、今年も始まりました。昨年の開催は5月でしたので、2か月ほど早くなっております。

昨年はモントクレア州立大学で行われましたが、今年は、ホーボーケンにあるアメリカパートナー マリセルプレジィラさんのお店ウルトラマリノスにて開催しています。エントリー数が増えてきて、5月だと気温が高くなってしまい、品質を正しく審査できないことを恐れた為です。限られた冷蔵庫での保管が難しくなることを懸念しての通り、エントリーナンバーは昨年の50%増近いとのことです。そのため一般審査だけで1週間開催しています。まず届いた状態で審査できるようにと、ボンボンショコラの審査からスタートしました。

付近は1週間前ほどに降積もった雪が解けずに残っていて、外気温は5度から10度くらい。コートを着ていても寒いです。昨日は1日中雨で非常に冷え込みました。今日は、お天気なのでもう少し気温があがるかな?私のテーブルにいる審査員はエクアドルのシェフの方と、イタリアのソムリエの方が座っています。他にもドイツや、NYとは反対側のサンフランシスコから、イギリスから、など各地から審査員が集まっています。

まずはカリブレーションという、自分自身の味覚チェックをしてから審査をスタート。審査途中にもたびたび味覚チェックを行いながら。審査がぶれないようにサンプルと向き合います。相当な数のチョコレートと向き合うのは想像以上に体力と集中力がいります。サンプルはメーカー名などはかいておらず、カテゴリーと製品に振られたナンバー、カカオのパーセンテージや産地などの説明のみが書かれています。(何がエントリーしているかがわかるようなものは写せないので写真はありませんが)

一度にすべての場所へは行けませんが、少しづつカカオ産地も訪問し、その産地の特有の特徴を学びつつ、自分自身の理解度も深めながら挑ませていただいております。理解をしたい、と思うと学びには本当に終わりはありませんね。これはどんな事でも同じだと思いますが。。この審査に加わることも学びになっております。

小さなピースに割られたサンプルのテースティングをしながら板チョコレートの場合は、このチョコレートを喜んで製品1枚分を食べたいかどうか、その場合なぜそう思うのか、食べたくないと思う場合なぜなのかを考えながら審査しています。またこのチョコレートをどうしてエントリーしてこられたのかなども考えています。

朝9時すぎに会場に入り、夜帰るのが日付が変わっているころ、、宿泊しているところと、会場の往復で食事は基本的に15時くらいにサラダをとるくらい。なかなかタフでなければならないですよ。

Maricel Presilla, Kanako Satsutani,Monica Meschini

この審査は4日まで続きます。体力的にはかなり大変ですが、素晴らしいチョコレートとの出会いが楽しみです。

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